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​儲かる! 中小企業のためのトヨタ生産方式

[カテゴリ] ものづくり
[更新日] 2017/11/11

「トヨタ生産方式、通称TPS」とは?

自動車会社に入ると、いやでも教えられ、考え方の柱になるのが「トヨタ生産方式、通称TPS」です。

トヨタ生産方式は大企業のための大量生産の生産方式?

いいえ違います。

大量生産を実現したフォード生産方式に対して、トヨタ自動車の大野耐一氏が考案した、日本に合った多種小量生産で原価が安くなる生産方式です。

当時のトヨタはアメリカから見れば中小企業ですから、我々中小企業が見習う点が非常に多いのです。

ところでトヨタ生産方式って何かご存じですか?

「かんばん」? これはほんの一部です。
「ジャストインタイム」? 重要な柱ですが、これだけではありません。

トヨタさんのホームページにはこう書いてあります。
ムダの徹底的排除の思想と、造り方の合理性を追い求め生産全般をその思想で貫き、システム化した生産方式

ちょっと難しいですね。
一言で言うと、『徹底したムダの排除による原価低減』です。

ほとんどの企業には「原価低減」が必要

企業の大きな目的のひとつが利益の確保ですが、そのためにはほとんどの企業には「原価低減」が必要なのです。

なぜ、「ほとんど」なんでしょう。それは、原価低減をしなくても儲かる企業があるからです。

例えばかつての電力会社。原価に利益を上乗せして、売ればいいので原価低減など不要なのです。

しかし、我々中小企業は厳しい競争にさらされ、売値はお客様の要望で決まります。

だから、お客様の求める価格から利益を得るには原価を下げる必要があるのです。

これが、「原価低減」です。

今日はここまで、続きは次回です。
 
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