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その製品、本当に儲かっていますか(原価管理のお勧め)

[カテゴリ] ものづくり
[更新日] 2017/11/17

その製品、本当に儲かってますか?

 
どの製品が一番儲かっているか、あるいは、損している製品はないか、つかめてますか?
引合いが来たら出す見積もり、その価格で儲かりますか? 大きな商談がくれば、損しない価格で受注できますか?
製品の売値が変わらないのに、いつの間にか儲からなくなっていませんか。あるいは、生産改善を行った成果は見えていますか。
 

原価管理とは

儲かる経営、一歩進んだ経営や生産を行うには原価を知ることが必要です。それが「原価管理」です。
「原価管理」と言われると、ちょっとめんどうで堅苦しい感じがしますが、まずはざっくりやってみることが大切です。
 
まず原価の中身はこの三つです。
材料費
労務費
経費
 
原価には利益は入っていません。売値から原価を差し引いたのが利益です。
経営には利益の管理が重要ですが、「ものづくり」をしている現場や工場には利益は直接関係ありません。それは、現場や工場の人は売値をコントロールできないからです。
できることは、目標の製造原価を決めて、それを以下の原価で「ものづくり」を行うことです。
 
社長さんや営業の方は、製造原価が分かればいくらで売れば儲かるのか、損するのか正確にわかります。
 
決算書をちゃんと見ているから、原価管理は必要ないと思っていませんか? しかし、決算書は1年の結果のまとめです。今を知るには原価管理が必要です。そして現在の「異常」を「見える化」して将来の対策を打つ仕組みが「原価管理」です。
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